肩こりについて
日本人はもともと周りに気を使う事が多い国民性から肩こりを感じやすい傾向があります。
それに加え昨今では、長時間のデスクワークや猫背姿勢、人間関係、ストレスなど、多くの要因が原因となっています。
このコラムでは肩こりの原因と予防策についてすみ治療院の考えを紹介していきます。
肩こりの原因
〇長時間の同じ姿勢:筋肉は動かす時に使うイメージですが実は同じ姿勢を続ける際も筋肉を必要とします。長時間同じ姿勢が続くと筋肉が緊張し続け疲労がたまり肩こりを感じやすくなります。
〇過度な猫背・巻肩姿勢:人間の頭は体重の1割程の重たさがあり、頸椎がクッションの役目になりその重さを支えています。頸椎の前弯や巻肩が強くなるとそのクッションが使えなくなり、首や肩の筋肉だけで支えなければならず、筋肉が緊張して凝りやすくなります。
〇ストレス:ストレスは肩こりの原因として一番多いといっても過言ではありません。ストレス状態が続くと自律神経が乱れ交感神経が過剰に興奮します。交感神経が過剰に興奮すると筋肉も緊張状態になります。この状態が長く続くと筋肉の血流が滞り疲労が蓄積して肩こりにつながります。
〇眼精疲労:目が疲れる程PCなどで同じ姿勢を続けた結果肩の筋肉が緊張して肩こりに繋がります。また、目は脳の一部であり、眼精疲労は脳の疲労とも言えます。眼精疲労が続くと自律神経が乱れ肩こりにつながります。
〇食いしばり・歯ぎしり:硬い煎餅を噛む時顎にかかる負荷はおよそ30㎏程です。歯ぎしりや食いしばりをする際の顎にかかる負荷は100㎏程あります。それ程の力が入ると顎だけでなく首や肩の筋肉にも力が入ります。その為筋肉が緊張して肩こりに繋がります。
肩こりの予防方法
肩こりの対策は普段からのセルフケアも大切です。
〇鎖骨・胸骨マッサージ
〇壁縦伏せ(壁に手をつけて腕立て)
〇デスクワークの際、1時間に1回は立ち上がり肩を回す。
〇高さのあった枕を使う。肩幅位の高さが理想的。横向きになった状態で首が真っすぐになる高さ。
〇休日などディスプレイを見ない日を作る。
〇肩を温める。湯船に肩までつかる。
すみ治療院の肩こり対応
すみ治療院では肩こりのアプローチとして
〇肩の筋緊張の緩和
〇肩が緊張してしまう姿勢や使い方の改善
〇自律神経のケア
で現在緊張している筋肉の緊張緩和と筋肉が緊張する原因をケアします。
おススメのコース
全身調整+猫背矯正がおススメ。
骨盤が傾いて下半身から猫背になっている方は骨盤矯正もおススメ。
筋肉の緊張が激しい、自律神経の乱れがある方は鍼治療もおススメ。
施術前にお体をチェックして患者さんにあった施術を提案致します。