肩こりにお悩みではないですか?
『デスクワークが多い』
『毎日肩に何かがのっている感じ』
『よく寝違える』
『美容室でこっていますねと言われる』
『肩がこって朝起きたくない』
『慢性的に頭痛がする』
『毎日息苦しい』
現代人で肩こりを感じた事がない方はほとんどいないのではないでしょうか。そのぐらい肩こりで悩んでいる方はとても多くなっています。
日本人は性格上肩がこりやすい人種とも言われています。特にストレスの多い現代社会において肩こりは現代人の代表的な症状と言ってもよいでしょう。また、電子化が様々な職場で進み、パソコンやスマホを使う頻度が増し、猫背になる方が増えたことも原因のひとつです。
【肩こりの原因】
肩こりは大きく分けると
①姿勢、使い方が原因の筋緊張性肩こり
②内臓、ストレスが原因の自律神経性肩こり
の二つに分類されます。
①姿勢、使い方が原因の筋肉緊張性肩こり
人間の頭は体重の約1割の重さがありとても重いです。人間の背骨は本来アーチ状になっており、正しい姿勢で生活しているとこのアーチがクッションになり、頭の重さを無理なく支える事ができます。しかし、頭が前に倒れた、巻き肩になると背骨のアーチが崩れてしまい、頭の重さを首、肩、背中の筋肉で支える事になります。そのため首肩背中の筋肉に常に力が入っている状態になります。この状態が長く続くと肩、首、背中の筋肉の緊張が抜けなくなるため肩こりになります。このタイプの肩こりの方は、姿勢が丸まっている方が多く、胸郭が広がりにくいため呼吸が浅くなり、酸欠状態になります。そのため頭痛も一緒に現れる方が多いです。姿勢が崩れて肩が凝っている方は、頸椎の椎間関節に負荷がかかっている方が多いです。椎間関節からは腕や指に繋がる神経が出ているため姿勢が原因で肩がこるタイプの方は、指や腕のシビレを感じている方が多いです。
またこのタイプの方は肩甲骨の動きが悪いため肩を動かす際に、肩甲骨を使わずに腕の力だけで肩を動かすため関節を痛めやすくなります。
《セルフケア》
胸骨マッサージ
鎖骨下マサージ
壁立て伏せ
②内臓、ストレスが原因の自律神経性肩こり
人間には自律神経という無意識に体を調整する神経が存在します。自律神経には、活動する際に筋肉を緊張させる交感神経と、休む際に筋肉を緩める働きをする副交感神経の二種類があります。内臓(特に消化器官)に不調があり、またストレスを感じていると交感神経の働きが活発になり筋肉が常に緊張状態になります。そのため体がリラックスすることができずに肩こりになりやすくなります。また、人間の脳は内臓の不調を肩こりと判断して感じる事があります。そのため内臓の不調で肩こりを感じる事があります。
《セルフケア》
ストレス性:深呼吸、散歩、瞑想等、睡眠、
半身浴
内臓性:乳酸菌の摂取、食生活の見直し