【マスクと肌荒れ】
新型コロナウイルス対策として、まだまだマスクを手放せない日々が続いていますね。
最近患者さんから『マスクをしていて肌荒れが気になる』とのお声を伺います。
『マスクをしているから保湿されてお肌によいのでは？』と思っている方も多いようですが、実は『マスクには肌荒れを加速させる３つの要素』があるんです。
【マスクが肌荒れを増加させる３つの要素】
➀摩擦
お肌は摩擦に弱くマスクの繊維と肌がこすれると肌のバリアが低下して肌荒れや乾燥の原因になります。
また、摩擦で角質が厚くなると毛穴の入り口が詰まり皮脂が溜り、ニキビの原因になります。
②ムレ
マスクをしていると、会話やくしゃみなどで飛んだ唾液がマスクの中で繁殖して肌荒れの原因になります。特にニキビの原因の『アクネ菌』が増殖しニキビになりやすくなります。また、マスクの中は高温・多湿のため雑菌が繁殖しやすくなっています。
③乾燥
マスクをしていると保湿が保たれ乾燥予防になりそうですが、その逆でマスクを外した直後から水分が蒸発しかえって乾燥してしまいます。
【マスクによる肌荒れ対策】
➀口周りの汗などはこまめに拭き取り雑菌の繁殖を防ぐ。
②マスクと肌の間に柔らかい不織布を挟んで摩擦軽減。
③人がいない場所などで感染に気をつけながら時々マスクを外してムレを解消。
【美容鍼と肌荒れ】
美容鍼は『たるみ』『しわ』『ほうれい線』の対策のイメージが強いのですが、『乾燥肌』と『肌荒れ』にもとても効果的です。
中医学では
◎肌荒れ、ニキビは『悪い血の滞り』
◎乾燥肌は『血流不足』
とされています。
そのため、お顔の筋肉やツボに鍼をする事で、『悪い血液』を流し『新鮮な血液』の循環を良くすることで、お肌に栄養や水分がいきわたり『肌荒れ』『ニキビ』『乾燥肌』の改善に繋がります。
【理想的な来院のリズム】
すみ治療院では美容鍼によるスキンケアの場合１０日前後に１回の間隔で４回～６回の治療を勧めております。１回でも効果は感じられますが、続けてメンテナンスをする事でよい状態の維持に繋がります。
※症状により来院頻度などが前後する事があります。
最近お肌の不調が気になるという方、お気軽にご相談下さいね。この投稿が参考になったという方、『いいね』よろしくお願いいたします。
