お盆前後に首・肩こりや倦怠感が悪化するのはなぜ?40代女性の改善例
お盆前後になると、
「首や肩がいつも以上に重い」
「休んだはずなのに疲れが取れない」
「眠りが浅く、朝から身体がだるい」
「仕事が始まってから急に不調が強くなった」
といったご相談が増える傾向があります。
お盆休みは身体を休められる期間と思われがちですが、実際には帰省や長距離運転、家族との外出、冷房による冷え、睡眠時間の変化などが重なり、普段とは違う負担が身体にかかります。
今回は、帰省や家族との外出をきっかけに、首・肩こりと倦怠感が強くなった40代女性の症例をご紹介します。
※症例は個人が特定されないよう、一部内容を調整しています。施術による変化には個人差があります。
お盆前から首・肩こりと倦怠感があった40代女性
今回ご紹介するのは、普段は立ち仕事をされている40代の女性です。
お盆前から首や肩のこり、身体のだるさを感じていましたが、お盆休みに家族で出かけたり、帰省のために長時間車を運転したりしたことで、症状がさらに強くなっていきました。
来院時には、
- 首から肩にかけて強くこっている
- 肩まわりがガチガチに固まっている
- 身体が重く、倦怠感がある
- 夜の眠りが浅い
- 寝違えを起こしそうな違和感がある
といった状態がみられました。
お話を伺うと、患者さんは次のように話されていました。
「お盆前から肩が重かったのですが、帰省してからさらにガチガチになりました」
「車に乗っている時間も長くて、首が固まっている感じがあります」
「夜も眠りが浅くて、朝起きても疲れが残っています」
「このままだと寝違えそうな感じがして不安です」
単に肩がこっているだけではなく、疲労や睡眠の浅さ、首の動かしにくさまで重なっている状態でした。
原因は冷房による寒暖差と生活リズムの乱れ
お盆前後は、暑い屋外と冷房の効いた室内を行き来する機会が増えます。
車内、飲食店、帰省先などで長時間冷房に当たり続けると、身体が冷え、首や肩まわりの筋肉が緊張しやすくなります。
患者さんに冷房の状況を伺うと、
「家でも車でも冷房を使っていました」
「外は暑いのに、室内に入ると寒いくらいでした」
と話されていました。
こうした急な温度差が続くと、身体は体温を調節しようとして負担がかかりやすくなります。
さらに今回は、帰省や家族との外出によって、就寝時間や起床時間も普段と変わっていました。
冷房による寒暖差に加えて、
- 長距離運転
- 同じ姿勢が続いたこと
- 家族との外出による疲労
- 睡眠時間の変化
- 生活リズムの乱れ
などが重なり、首・肩こりだけでなく、倦怠感や眠りの浅さにつながったと考えられました。
施術前の検査で骨盤の傾きも確認
施術に入る前に、首や肩だけではなく、立った姿勢や身体全体のバランスを確認しました。
首や肩のつらさが強い場合でも、原因が首や肩だけにあるとは限りません。
姿勢を確認すると、骨盤に傾きがあり、その影響で上半身のバランスも崩れていました。
骨盤が傾くと、身体は倒れないように上半身でバランスを取ろうとします。その結果、背中が丸くなったり、肩の高さに左右差が出たり、首が前に出たりすることがあります。
今回の患者さんも、骨盤の傾きから背中、肩、首の姿勢が崩れ、首や肩に負担がかかっていると感じました。
検査後、患者さんには現在の状態を次のように説明しました。
「首と肩がかなり硬くなっていますが、首だけが原因ではなさそうです」
「骨盤が少し傾いていて、その上で身体のバランスを取ろうとしているため、肩や首の姿勢も崩れています」
「長時間の運転と普段の立ち仕事の両方が重なり、骨盤から上半身まで負担が広がっている状態だと思います」
患者さんからは、
「肩だけではなく、骨盤も関係しているんですね」
「立ち仕事なので、身体の左右差はあるかもしれません」
という反応がありました。
そこで、首や肩だけを施術するのではなく、全身調整と猫背矯正に加えて、骨盤矯正も行うことをご提案しました。
「骨盤から姿勢を整えた方が、首や肩だけをゆるめるよりも負担が戻りにくくなると思います」
と説明したところ、患者さんにも納得していただき、骨盤矯正を追加して施術を行うことになりました。
長距離運転で肩甲骨の動きも低下
長時間の運転では、ハンドルを握った姿勢が続くため、肩が前に入りやすくなります。
肩が前に入ったままになると、肩甲骨が外側に広がり、動きが小さくなります。
今回の患者さんも肩甲骨まわりの可動域が低下し、胸が開きにくく、呼吸も浅くなっていました。
検査中に肩甲骨や腕を動かしてもらうと、
「肩が引っかかる感じがします」
「胸を張ろうとしても、うまく開けません」
と話されていました。
肩甲骨の動きが悪くなると、首や肩の筋肉が肩甲骨の代わりに頑張ろうとするため、さらに負担が集中しやすくなります。
そのため、今回は首の動きだけではなく、肩甲骨、胸まわり、背中、骨盤まで含めて整える必要があると判断しました。
全身調整・猫背矯正・骨盤矯正を実施
施術では、まず全身の筋肉や関節の状態を確認しながら全身調整を行いました。
首や肩だけを強く揉むのではなく、背中、腰、骨盤、肩甲骨など、身体全体のつながりを見ながら、負担が集中している部分を整えていきました。
次に猫背矯正を行い、前に入りやすくなっていた肩の位置と、肩甲骨まわりの動きを調整しました。
施術中、肩甲骨の動きが少しずつ広がってくると、患者さんからは、
「さっきより腕が動かしやすいです」
「胸が開く感じがします」
という言葉がありました。
肩甲骨の可動域が広がることで胸まわりも動きやすくなり、呼吸の改善にもつながりました。
さらに、施術前の検査で確認した骨盤の傾きに対して、骨盤矯正を行いました。
骨盤のバランスを整えることで、上半身を無理に支えなくてもよい姿勢をつくり、首や肩に負担が集中しにくい状態を目指しました。
施術後は「首が軽い」「呼吸が楽」
施術後、首や肩の動き、肩甲骨の可動域、立った姿勢をもう一度確認しました。
患者さんに首を動かしてもらうと、
「首が軽くなりました」
「さっきより動かしやすいです」
と変化を感じられていました。
さらに深呼吸をしてもらうと、
「呼吸が楽です」
「胸に空気が入りやすくなった感じがします」
と話されました。
立ち上がった際には、
「視界が明るくなったような感じがします」
「身体全体がスッキリしました」
という感想もありました。
首や肩まわりの緊張が和らぎ、肩甲骨や胸まわりが動きやすくなったことで、身体全体が軽く感じられたようです。
また、施術を受けた日の夜は、久しぶりによく眠ることができたとのことでした。
次回来院時には、
「前回の施術を受けた日はよく眠れました」
「朝起きたときの身体の重さも楽でした」
と報告してくださいました。
週1回の施術を2回行い、今回の不調は改善
その後は1週間に1回のペースで、合計2回施術を行いました。
2回目の来院時には、初回にみられた強い首・肩こりや倦怠感、寝違えそうな違和感、眠りの浅さは改善していました。
患者さんからは、
「首の怖さがなくなりました」
「お盆明けの疲れも抜けた感じがします」
「眠れるようになったのが一番楽です」
といったお話がありました。
今回のお盆前後に強くなった不調は、2回の施術で落ち着きました。
現在も、立ち仕事による疲労や姿勢の崩れをため込まないため、定期的なメンテナンスとして来院されています。
お盆明けに不調が出ることもあります
お盆中は家族の予定や帰省、外出などが続き、自分の身体の疲れに気づかないまま過ごしてしまうことがあります。
そして予定が終わり、仕事が始まったタイミングで緊張が緩み、
- 首・肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- 倦怠感
- 寝ても疲れが取れない
- 朝スッキリ起きられない
- 寝違えそうな首の違和感
などが現れることがあります。
また、首や肩に症状が出ていても、実際には骨盤の傾きや背中の丸まり、肩甲骨の動きの低下が関係しているケースもあります。
つらい場所だけを見るのではなく、身体全体の姿勢やバランスを確認することが大切です。
お盆前後の不調を防ぐセルフケア
冷房の風を首や肩に直接当てない
冷房の風が首や肩に直接当たり続けると、身体が冷えて筋肉が緊張しやすくなります。
薄手の上着やタオルなどを使い、首や肩を冷やしすぎないようにしましょう。
長距離運転ではこまめに休憩する
長時間同じ姿勢で運転を続けると、首、肩、腰、骨盤まわりが固まりやすくなります。
休憩時には車から降り、肩を回したり、背伸びをしたり、数分歩いたりすることがおすすめです。
お風呂で身体を温める
暑い時期はシャワーだけで済ませる方も多いですが、冷房で身体が冷えている場合は、無理のない範囲で湯船につかりましょう。
身体が温まり、首や肩の緊張が和らぎやすくなります。
休み中も睡眠時間を大きく変えない
休日だからといって夜更かしや朝寝坊が続くと、休み明けに身体がつらくなることがあります。
できるだけ普段に近い時間に寝起きし、生活リズムを大きく崩さないようにしましょう。
お盆明けの首・肩こりや倦怠感は早めにご相談ください
お盆前後の不調は、単なる遊び疲れや休み疲れだけとは限りません。
冷房による寒暖差、長時間の運転、生活リズムの乱れ、骨盤の傾き、肩甲骨の動きの低下など、複数の要因が重なっていることがあります。
今回の症例でも、施術前の検査で骨盤の傾きが確認され、そこから肩や首の姿勢まで崩れていると考えられました。
そのため、首や肩だけではなく、全身調整、猫背矯正、骨盤矯正を組み合わせて施術を行いました。
すみ治療院では、つらい部分だけを見るのではなく、姿勢や身体全体のバランスを確認しながら、一人ひとりの状態に合わせた施術をご提案しています。
秋田市・広面周辺で、
「お盆明けから首や肩がつらい」
「身体が重く、疲れが取れない」
「眠りが浅く、朝からスッキリしない」
「寝違えを起こしそうな違和感がある」
「肩を施術しても、すぐ元に戻ってしまう」
という方は、我慢せず早めにご相談ください。
※強い痛みやしびれ、発熱、激しい頭痛、吐き気、胸の痛みなどがある場合は、施術院ではなく医療機関への受診をご検討ください。
患者さんとの会話を増やしたことで、単なる解説記事ではなく、実際の来院から検査、提案、施術後までが想像できる症例コラムになっています。

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