秋に増えるぎっくり腰|重い物を持って腰を痛めた30代男性の症例
秋になり朝晩が涼しくなってくると、
「朝起きたら腰が痛い」
「物を持ち上げた瞬間に腰に激痛が走った」
「急に腰を伸ばせなくなった」
といったぎっくり腰・急な腰痛で来院される方が増えてきます。
今回は、重い物を持ち上げた際にぎっくり腰になり、秋田市広面のすみ治療院へ来院された30代男性の症例をご紹介します。
重い物を持ち上げた瞬間に腰を痛める
今回の患者様は30代男性。
重い物を持ち上げようとした際、腰に急な痛みが出ました。
その後も身体を動かしたときに腰の痛みがあり、「このまま悪化したら仕事にも影響が出そう」と来院されました。
ぎっくり腰になると、
「腰の筋肉を痛めたのでは?」
と腰だけに原因があるように考えてしまいがちです。
しかし、実際に身体を検査してみると、腰以外にもいくつか気になるポイントが見つかりました。
検査① お尻の筋肉が強く緊張
まず確認できたのが、お尻周辺の筋肉の緊張です。
お尻の筋肉は、骨盤を安定させたり股関節を動かしたりするときに働きます。
今回の患者様はお尻周辺が硬くなっており、股関節をスムーズに使いにくい状態でした。
例えば床にある荷物を持ち上げるとき、本来は腰だけを曲げるのではなく、股関節や膝を使って身体全体で動きます。
ところがお尻が硬く股関節を十分に使えないと、その分を腰の動きで補おうとしてしまいます。
検査② 股関節の可動域が低下
次に確認したのが股関節の可動域です。
左右の股関節の動きを検査すると、動かせる範囲が狭くなっていました。
股関節は、しゃがむ・立ち上がる・歩く・物を持ち上げるなど、日常生活のさまざまな動作に関係します。
股関節が硬くなった状態で重い物を持ち上げようとすると、腰が必要以上に動かなければならなくなることがあります。
今回のぎっくり腰についても、単純に「重い物を持ったから」だけではなく、もともとの股関節の動きにくさが腰への負担を増やしていた可能性が考えられました。
検査③ 骨盤が後ろに傾いている
さらに姿勢を確認すると、骨盤が後傾している状態もみられました。
骨盤が後ろへ傾くと、腰から背中が丸くなりやすくなります。
普段からこの姿勢が続いていると、前かがみになったときに股関節をうまく使えず、腰へ負担が集中しやすくなる場合があります。
今回の患者様の場合、
お尻の筋肉が緊張
↓
股関節の動きが悪くなる
↓
骨盤が後傾しやすくなる
↓
重い物を持つ際に腰への負担が増える
という身体の状態がみられました。
そのため、腰の痛みが出ている部分だけではなく、お尻・股関節・骨盤まで含めて身体を整えていくことが重要だと考えました。
ぎっくり腰だからこそ無理に動かさない
ぎっくり腰は痛みの程度や身体の状態によって、できる施術も変わります。
痛みが強い状態で無理に腰を揉んだり、強くストレッチしたりすることが必ずしも適しているとは限りません。
すみ治療院では、まず「どの動作で痛むのか」「どこまで身体を動かせるのか」などを確認します。
そのうえで腰だけではなく、股関節や骨盤、お尻周辺の筋肉なども検査し、その日の状態に合わせて無理のない施術を行います。
なぜ秋はぎっくり腰に注意?
秋は夏の暑さが落ち着き、過ごしやすくなる季節です。
一方で、朝晩と日中の気温差が大きくなります。
夏の冷房や暑さによる疲れが残っていたり、暑さで運動量が減って身体が硬くなっていたりする方もいます。
その状態で急に重い物を持つ、庭仕事をする、タイヤや荷物を運ぶなど、普段より大きな動きをすると腰へ負担がかかることがあります。
特に、
- 普段から長時間座っている
- お尻が硬い
- 股関節が硬い
- 前屈すると腰ばかり曲がる
- 猫背になりやすい
- ぎっくり腰を何度か経験している
という方は、日頃から股関節や骨盤周辺の動きを確認しておくことも大切です。
秋田市でぎっくり腰・腰痛にお悩みの方へ
ぎっくり腰というと「腰だけの問題」と思われがちですが、今回の30代男性のように、検査をしてみるとお尻の筋肉・股関節の可動域・骨盤の傾きなど、腰以外にも負担につながる要素が見つかることがあります。
秋田市広面のすみ治療院では、痛みが出ている場所だけではなく、姿勢や身体の動きを確認しながら、一人ひとりの状態に合わせた施術をご提案しています。
「重い物を持って腰を痛めた」
「突然腰が痛くなった」
「ぎっくり腰を繰り返している」
「腰だけでなくお尻も張っている」
「股関節が硬い」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
秋田市でぎっくり腰・腰痛にお悩みの方は、すみ治療院へ。
※症状や施術による変化には個人差があります。強いしびれや麻痺、排尿・排便の異常、発熱、転倒など大きな外傷を伴う場合は、医療機関への受診をご検討ください。

018-827-5783