【自律神経を整えて夏バテ対策と免疫力向上】
人間の体は本来冬→春→夏という季節の変化に徐々に順応して夏を迎えておりました。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で春先に外出を控えていたため、
体感としては春を飛ばして冬→夏になってしまった印象です。
そのため、気候の変化に対応しきれていない方が多い印象です。
それに加え例年通り今年の夏も猛暑が予想されます。
マスク着用と急な季節変動が合間って夏バテになる方が多くなるのではと心配しております。
そこで今回は自分で簡単にできる夏バテ対策を紹介したいと思います。
【そもそも夏バテとは】
夏バテとはもともとは夏の暑さに体力が落ち、食欲不振や体のだるさなどの症状の事を表しておりました。
しかし、昨今の夏バテはそれに加え『自律神経性の夏バテ』が目立つようになりました。
『自律神経性夏バテ』とは外の猛暑と室内の冷房の寒暖差から自律神経の調節機能が乱れ、疲れや内蔵機能の低下を引き起こすものです。
特徴として、
『頭痛・肩こり』
『むくみ』
『体のだるさ』
『冷え』
『胃腸の不調』
『不眠』
『イライラ』
などがあります。
夏の猛暑を変える事は不可能ですし、大勢の方がいる職場やお店なのど室温を変える事もなかなか難しいかと思います。
そのため、自分自身で『自律神経』を調整する事が大事になってきます。
自律神経の調節が上手く行われる事で、気温の変化に柔軟に対応する事ができるようになり、夏バテの予防に繋がります。
【オススメの自律神経の整え方と夏バテ対策】
①夏も湯船に浸かる。
夏は冷房で思っている以上に体が冷えています。38℃程の少しぬるめのお湯に浸かる事で自律神経が安定します。
②ツボを押す。
ツボを押すことで自律神経を整える事ができます。1回10秒、1日3回程で効果的です。
~おすすめのツボ~
○曲池:肘を曲げた際にできるしわの外側
○大椎:首の下にある出っ張った骨のすぐ下。
○合谷:手の親指と人差し指の骨のぶつかる所。
○足三里:膝の外側のくぼみから指四本分下。
③呼吸を整える
正しい呼吸法で自律神経の安定に繋がります。
正しい呼吸には正しい姿勢が必要です。
~正しい姿勢の作り方~
➀まずはその場で足踏みをします。
②一番足踏みをしやすい足幅を見つけてください。
➂その位置でつま先立ちをします。
④その後かかとをふわっと床につけます。
⑤その姿勢のまま深呼吸をします。
自律神経の安定や慢性的な不調や疲労にもお勧めです。
④自律神経を整える音楽を聴く。
『ソルヘェジオ周波数』と呼ばれる自律神経を安定させてくれる周波数の音楽を聴く事で自律神経の安定に繋がります。動画投稿サイトなどでに多数投稿されていますので自分にフィットする音楽を聴くこともおススメです。
⑤中程度の有酸素運動。
20分~30分程の散歩や早歩きがおススメです。※熱中症には気をつけこまめに水分補給をしましょう。
今年の夏は夏バテで免疫力が落ちないように冬に向けてお体を整えておきましょうね。