春の膝痛 原因と対策

【春の膝痛の原因と対策】

春になると運動を始めたり、歩く機会が増えて来きます。
毎年春になると多くなる不調に
「膝痛」があげられます。

〇雪も溶けたので散歩や徒歩通勤を再開したら膝が痛い

〇ランニングをしていると途中から膝がギシギシ痛む

〇外仕事をしてふとしゃがもうとしたら膝に痛みがでた。

など、経験された事のある方も多いかと思います。
「これから運動始めよう」と意気込んだのに、膝が痛くなると痛み以上に不安や落胆の気持ちが強くなり運動をしようという気持ちまで落ちてしまいますよね。
そこで今回は、春の膝の痛みの原因と対策コラムを投稿させて頂きます。
これから運動を再開予定で膝に不安のある方是非読んでみて下さいね。

◎なぜ春になると膝痛が増えるのか?

春になると膝の痛みが多くなる原因として

〇冬の間に姿勢が崩れてしまい膝に負担のかかりやすい使い方になってしまった。

〇冬の間に落ちた筋力が戻る前に、前と同じ運動量動いてしまい負荷がかかった。

〇雪道で歩き方が崩れてしまい膝に負荷のかかる歩き方がクセついてしまった。

などがあげられます。
まとめると冬期間に膝に関連する体の
「筋力」「使い方」のバランスが崩れ膝に痛みが出やすくなっています。

◎膝まわりの筋力

人間の筋力は思っているよりも早く低下します。高校生など10代で毎日ハードに運動している子でもテスト休みなどで一週間も運動していないと筋力は落ちている事が多いです。
学生でもそうですので、一般の方が冬期間の約3か月間運動を休んでいると筋力は目に見えて低下します。ただ、一般の方も筋力が増えないというわけではなく、運動をしていると筋力はまた戻ってきます。
しかしここで気を付けて頂きたい事が
「いきなり前と同じ運動量に戻さない」
という事です。
春に膝を痛めやすい方の特徴として

〇秋までと同じ運動量にいきなり戻してしまう。

〇休んだ分を取り返す為に頑張りすぎてしまう。

〇気持ちの高まりに体がついて行けてない。

という方が多いです。
人の体は許容量を超えた負荷がかかると筋肉や靭帯、関節に負荷がかかり痛みに繋がります。
冬期間休んでいると筋力が落ち、許容力が低下します。そのため秋までは大丈夫だった運動量でも、春になると許容量をオーバーしてしまいケガや痛みに繋がります。
運動を再開する際はいきなり前と同じ強度で運動せず、一ヶ月位はならし運転のつもりで運動すると良いですよ。

◎膝の使い方

膝が痛くなりやすい方の特徴として、股関節が外側に開き、太腿の外側の筋肉ばかり使っている方が多いです。こういった方は歩く時に外から内に膝を捻るような歩き方になりがちです。その為、膝に負荷がかかり痛みが起きやすくなります。
また、身体を上手に使える方は歩く時に太腿の筋肉ではなく、お腹の奥にある腸腰筋という筋肉を使っています。腸腰筋は表面からは見えない筋肉ですが、実はとても大きく強い筋肉で足を上げる時に重要です。
しかし骨盤が傾くと、腸腰筋ではなく太腿の前の筋肉で足を前にだそうとします。太腿の筋肉は本来足を前にだす筋肉ではなく膝を伸ばす為の筋肉です。その為、太腿の筋肉に頼り過ぎると膝に負荷がかかり痛みがでやすくなります。
運動を再開する前に骨盤を矯正したり、お尻や太腿の外側の筋肉を緩めておくと痛みが出にくいですよ。

◎春の膝の不調の対策

○最初から無理をしない。休んだ分リハビリ期間を作り一ヶ月位かけて徐々に運動量を上げていく。
○膝の内側の筋肉強化
枕やタオルを両膝の間で挟み太腿の内側の筋力を戻す。
○太腿の外側の筋肉をマッサージなどでケアしておく。
○運動前はなるべく膝を冷やさないようにする。準備運動をしっかりとして筋肉を温めておく。逆に運動後はアイシングをする。
○テーピングをして運動する。

最後に

春は気持ちも前向きになり「なにかしなければ」という気持ちが先行してしまいます。
その為、いきなり無理をしてしまい怪我をしたり痛めてしまう方がとても多くなります。
春にお身体を痛めてしまうとその年一年間の運動計画に影響がでてしまいますので、無理をしすぎずに最初は身体を慣らす事から初めていきましょうね。
テーピング方法やセルフケアなど症状により違ってきますので、詳しく知りたい方は来院時お気軽にご相談下さいね。

◎膝痛にオススメの施術

=使い方が崩れている方=
全身調整+骨盤矯正
=筋力が落ちている方=
全身調整+はり治療
すみ治療院 診療時間

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